ゲイ専門出会い系サイトで知り合った男性とメールをしはじめてから2週間が経ちました。お茶する約束をしているのに、予定はなかなか決まりません。さすがにしびれを切らした僕は、まだ予定が決まらないのか尋ねました。失礼だとは分かっていたんですが、さすがにポイント代も続かなくなってきていたので、仕方なく聞いてみたんです。すると相手のゲイの男性はこう言いました。

 

「待たせちゃってごめんね。出張が入っちゃってなかなか時間が取れないんだ。来週には帰るから、絶対に時間を作るよ」

 

結局また先延ばしです。あと一週間もこのようにメールだけの関係を続けていればポイント代もさらにかかって僕の財布事情は破綻してしまいます。それならばとせめて連絡先だけ聞いてサイトの外でメールをしたいと伝えました。すると相手の男性はこう答えました。

 

「連絡先の交換は会ってからにしてもらいたい。実は前に出会い系サイトで騙されたことがあって、ちょっと警戒しているんだ。でも君の事を疑ってるだけじゃない。それだけは分かって欲しい」

 

そう言われてしまえば納得するしかありません。確かにまだ会ってもいない相手に連絡先を教えるのは誰だって抵抗があります。逆の立場だったら僕だって不安になっていると思います。しかしこのままではキャッシングなどでお金を借りなければ続かなくなってしまいます。家賃だって払わなきゃいけないしメール代ばかりにお金を使ってはいられません。出会いは成就させたいけど、一文無しになってしまったら元も子もありません。

 

仕方なくそれからもメールを続けていましたが、ポイントを買えなくなってしまったので、その男性とは出会うことなく関係が終わってしまいました。その時は自分が情けなくなりました。ポイント代さえ払えれば出会いは成就したのに。

 

でも今考えたらあの男性はサクラだったのかもしれません。会ってから話せばいいような内容の話を延々と続けポイント代だけを搾取されてしまって、初めてその事に気が付きました。初めてゲイの男性と知り合えたことで、完全にガードが甘くなっていました。恥ずかしながら僕はゲイ専門出会い系サイトで、サクラに騙されてしまいました。